吉方位とは何か

吉方位とは、九星気学において「その人が動くと運気が後押しされるとされる方角」のことです。反対に運気が乱れるとされる方角は「凶方位」と呼びます。旅行や引っ越し、大事な商談へ向かう日など、方角を意識して行動する習慣を「方位取り」と言います。

吉方位は誰にとっても同じではありません。生まれた年からわかる「本命星」と、対象となる年・月・日の「方位盤」の組み合わせによって、方角ごとの吉凶が人によって変わります。

判定のもとになる「本命星」

九星気学では、生まれ年をもとに一白水星〜九紫火星までの9つの星のいずれかがその人の「本命星」として割り当てられます。本命星は生涯変わらない、自分の気質・運勢の軸になる星です。本命星の詳しい調べ方はこちらの記事で解説しています。

年盤・月盤・日盤という3つの方位盤

吉方位は「年の吉方位」「月の吉方位」「日の吉方位」の3つの時間軸で存在します。それぞれ、その年・月・日を象徴する九星(中宮の星)が方位盤の中心に配置され、そこから八方位に別の九星が展開されます。この配置は「後天定位盤」という九星気学で確立した体系に基づいており、年・月ごとに規則的に巡ります。

自分の本命星と、各方位に巡ってきた九星との五行(木・火・土・金・水)の関係を見て、「生じてもらえる方角(生気)」「同じ気が満ちる方角(比和)」なら吉方位、それ以外は凶方位や普通と判定します。

年盤・月盤は厳密に計算できますが、日盤(毎日の方位)は暦の性質上、近似計算になる場合があります。方位取りで特に重視されるのは年盤・月盤なので、日盤は参考程度に見るのがおすすめです。

避けるべき凶方位(五黄殺・暗剣殺など)

吉方位と合わせて必ずチェックしたいのが、五行の相性に関係なく「絶対に避けるべき」とされる凶方位です。代表的なものは次の5つです。

  • 五黄殺(ごおうさつ):中心の星「五黄土星」が回座する方角。万物を乱すとされ、最も注意される凶方位です。
  • 暗剣殺(あんけんさつ):五黄殺の真反対の方角。見えない刃のように災いが及ぶとされます。
  • 本命殺(ほんめいさつ):自分の本命星が回座する方角。自分の気が乱れやすいとされます。
  • 本命的殺(ほんめいてきさつ):本命殺の真反対の方角。
  • 歳破・月破・日破(さいは/げっぱ/にっぱ):その年・月・日の十二支の真反対の方角。

これらの方角は、通常なら吉方位になる位置であっても凶方位として優先的に扱われます。

吉方位の調べ方

自分の本命星と方位盤を照らし合わせる計算は手計算だとかなり複雑です。吉方位マップでは生年月日を入力するだけで、今日・今月・今年の吉方位と凶方位を自動計算して表示します。計算はすべてブラウザ内で完結し、入力した生年月日がサーバーに送信されることはありません。

また、吉方位の方角にある実際の神社やパワースポットを知りたい場合は、全国パワースポット地図から探すことができます。